どーも,ルールです。
飛行機に乗るとき,早く空港へ着いたことはありませんか。万が一でも乗り遅れるわけにはいかないし,どれくらい混雑しているか,手続きにどれくらい時間がかかるか予想がつかない。特に国際線では1日1便しかなかったりして,ソワソワするくらいだったら早めに行ってゆっくりしとこ,なんて思ったり。
そういうときに限って,意外とあっさり手続きが終わったりして,あれ…めちゃくちゃ時間あるぞ…と。ぷらぷらと買い物でもするかーとか思ったりするも,空港が広すぎてすぐ疲れちゃうとかね。
そんな方にとって,空港内のラウンジはオアシス的な存在です。ゆっくりふかふかの椅子に座って,飲み物と(場所によっては)食べ物を楽しむ。パソコンで仕事のメールをチェックするも良し,スマホやタブレットでネットサーフィンするも良し。
ただ,空港ラウンジって誰でも利用できるわけではないんです。ビジネスクラス・ファーストクラスの搭乗者であったり,ANAの上級会員・SFCホルダーであったり。要は飛行機にたくさん乗る人がその恩恵を受けられるというわけです。
でもなんとかしてラウンジ使いたい!という当時の僕がたどり着いた答え,それがプライオリティパスでした。
プライオリティパスは海外空港ラウンジの入場券
まずそもそもプライオリティパスって何でしょうか?簡単に言うと,プライオリティパスは空港ラウンジの入場券です。空港ラウンジは,空港でのひとときを快適に過ごせる場所ですが,誰でも入れるわけではありません。その入場資格を与えてくれるのが,プライオリティパスなのです。
「いやいや,俺ゴールドのクレジットカード持ってるから空港ラウンジ入れるよ」ーおっしゃるとおり,ゴールドカードを持っていれば空港ラウンジを利用できます。しかし,利用できるラウンジは”カードラウンジ”と呼ばれる空港ラウンジだけです。カードラウンジは確かに便利なんですが,残念ながら国内空港にしか存在しないんです。海外空港には,ゴールドカード保有者が利用できる空港ラウンジはありません。
プライオリティパスは,海外空港で空港ラウンジを利用するために必要なものと覚えておいてください。
プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは,世界120ヶ国500都市に1,000ヶ所以上あります。このプライオリティパスの魅力は,単純にお金さえ払えば誰でも会員になれること。利用する航空会社や搭乗クラスに関係なく,プライオリティパスを持っていれば海外空港ラウンジを利用できるようになります。
空港ラウンジには種類がある
ゴールドカードで保有者が利用できるカードラウンジを含め,空港ラウンジには3つの種類があります。カードラウンジ,プライオリティパスラウンジ,航空会社ラウンジです。最も設備やサービスが充実しているのは航空会社ラウンジですが,その分入室資格も厳しくなっています。その航空会社の上級会員資格を持っているか,ビジネスクラスやファーストクラスに搭乗予定の場合など,航空会社にとって上客のみが利用できるというわけです。
空港ラウンジについては,こちらの記事に詳しくまとめていますのでご覧ください。
プライオリティパスの入会方法
プライオリティパスはもちろん公式から入会することができますが,公式からの入会はお奨めしません。年会費がちょっと高すぎるんですよね。クレジットカードの中には,プライオリティパスが無料で付帯されるものがありますので,そちらの方が総合的に考えてお得です。
プライオリティパスの種類
プライオリティパスには3種類の会員プランがあります。
会員資格 | 利用条件 | 年会費(公式) |
---|---|---|
スタンダード | 利用毎に27USドル | 99USドル |
スタンダードプラス | 年10回まで無料 | 249USドル |
プレステージ | 常時無料 | 399USドル |
ご覧のとおり,公式から入会する場合の年会費だと,正直高いなぁと感じてしまいます。利用条件に書かれている利用料は,本人が利用する場合です。誰か一人がプライオリティパスを持っていれば,同伴者も利用できますが一人27USドル必要となります。仕事や旅行で海外へ行くのが年に数回程度であれば,少なくともスタンダードプラスの会員資格は欲しいところですね。
プライオリティパスが付帯されるクレジットカード
クレジットカードの中には,プライオリティパスが無料で付帯されるものがあるんです。もちろんクレジットカードの年会費は支払う必要がありますけどね。それではプライオリティパスが付帯されるクレジットカードの中でお奨めを2つ紹介します。
①楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは年会費10,800円です。プライオリティパスが付帯されるクレジットカードの中で,コストパフォーマンス最強のカードです。しかも,付帯されるプライオリティパスは最高ランクのプレステージ。プライオリティパス公式サイトから入会する場合は399USドルもかかるのに,わずか10,800円でプレステージ会員になれるんですよ。プレステージ会員ってことは,いつでも無料でラウンジに入れちゃうってことです。ちなみに僕が持っているのも,楽天プレミアムカードに付帯されているプライオリティパスです。
また,楽天プレミアムカードは,海外旅行保険としても手厚い補償が付帯されています。海外旅行保険で一番重要なのは傷害・疾病治療費用の項目。なぜなら海外では,国内の健康保険は適用されませんので,莫大な治療費がかかる可能性があるからです。この傷害・疾病治療費用保険は,各クレジットカードに付帯される旅行保険の額を積み上げできますので,補償額の大きいクレジットカードを複数持っておけば安心です。
さらに自動付帯といって,そのクレジットカードで旅行代金を支払っていなくても保険が適用されるものがベストです。楽天プレミアムカードなら,300万円の補償が自動付帯されます。
楽天では入会キャンペーンをやっており,最大13,000ポイントもの楽天ポイントをもらえます。初年度年会費分は楽天ポイントとして戻ってくるので,実質年会費無料で楽天プレミアムカードを発行できますね。詳細は下記公式サイトをご覧ください。
②MUFGカードプラチナアメックス
MUFGカードプラチナアメックスの年会費21,600円です。このカードにも最高ランクであるプレステージのプライオリティパスが無料付帯されます。楽天プレミアムカードよりも年会費は高いですが,このカードの特長は,無料で1枚家族カードを発行でき(2枚目以降は年会費3,240円),家族カード会員にもプライオリティパスが無料付帯されること。家族旅行のときに,1名は同伴者の27USドルを支払う必要がなくなります。
また,MUFGカードプラチナアメックスに付帯される海外旅行保険も優秀です。傷害・疾病治療費用として200万円の補償が自動付帯されます。家族カード保有者はもちろん,家族カードを発行していない同居の両親や子供(ただし,収入のないこと)も補償されます。
さらに,国内・海外渡航便遅延保険も付帯されます。搭乗した飛行機の遅延もしくは航空便に預けた手荷物の遅延などにより,宿泊しなくてはならなくなったり衣服を現地で調達しなくてはならなくなることもあります。渡航便遅延保険が付帯されていれば,ホテル宿泊料や衣服購入費が補償されるんです。この渡航便遅延保険は,付帯されていないクレジットカードが多いので,最大2万円を限度額として補償されるMUFGカードプラチナアメックスはお得です。
MUFGカードプラチナアメックスは,公式サイトから申し込むのではなく,いったんポイントサイト「モッピー」を経由した方が断然お得です。ポイントサイトって何?という方,まずはモッピーの特徴を下記記事にまとめていますので,じっくり読んでみてください。
初めてコメントさせて頂きます。バンコク在住のやまと言います。
スワンナプームはラウンジ内に喫煙スペースが無いのは致命的ですね。どこに行くにも当空港を使わなきゃいけない自分は諦めていますが・・・。TGラウンジも時間帯やコンコースによっては寛ぐどころじゃありませんし、文句を言い出したら1時間は止まりません(笑)。
自分は幸いな事に既にSFCカードを保有していますが、ルールさんのSFC獲得に向けた熱意には驚かされました。是非獲得出来ますよう、陰ながら応援しております。
やまさん,
コメントありがとうございます!
やまさんはバンコク在住なんですねー,僕よりもはるかにスワンナプーム空港の利用が多いことでしょう。
そうなんですよ!あんなに広い空港なのに喫煙スペースへのアクセスが悪すぎますよね。動く歩道的なやつもコンコースにしかないですしね笑。
TGの拠点ですからラウンジは人多そう,でもまずは利用できるようになりたいです。無事SFC取得できるか,ここで報告していきますので是非応援よろしくお願いします!