僕がSPGアメックスをメインカードにした5つの理由｜ANA VISAワイドゴールドとの徹底比較

飛行機に乗らずに大量マイルを貯める陸マイラー活動をしていると，クレジットカードの保有枚数はどんどん増えていきます。

カードコレクターの血が騒ぐとこでもありますが，あまりに増えると管理も大変ですから，定期的に整理していきましょう。

マイルを貯めるうえで，ANA VISAワイドゴールドをメインカードとする方が多いと思いますが，僕は今回メインカードをSPGアメックスに変更しました。

なぜメインカードをSPGアメックスに変えたのか？ANA VISAワイドゴールドと比較しながら，その理由をお話します。

どうしてクレジットカードの枚数が増えていくの？

そもそもマイルを貯めることと，クレジットカードの枚数が増えることって何の関係があるんでしょうか？

その答えは下記記事にくわしく説明しています。ポイントサイトを経由してクレジットカードを発行すると，ポイントがもらえます。そのポイントをマイルに交換することで，大量マイルを簡単に貯めることができるんです。

また，夫婦でマイルを貯める場合は，夫婦それぞれがポイントサイトを利用しましょう。妻がポイントサイトに登録するとき妻を友達として紹介しておけば，妻のポイントサイト活動に応じて自分に友達還元ポイントが入ってきます。夫婦でやるなら，必ずやっておくべきです。詳細は下記記事に。

ポイントサイトを経由してクレジットカードを発行すると，1枚あたり平均して8,000～1万円分のポイントがもらえます。だからといってむやみやたらと発行してしまうと，多重申込みによる審査落ちなどが起き，自身の信用情報に傷をつけることになってしまいます。

クレジットカードに審査落ちしたという情報は，CIC信用情報機関に6ヶ月間記録されますので，以降の審査に悪影響を及ぼします。そのため，審査落ちしないよう適度なペースで発行していかなくてはなりません。

収入やクレジットカードの実績（クレヒス）によりますが，普通の会社員である僕の場合，2016年4月から月1枚のペースでクレジットカードを発行し続けています。専業主婦である妻もほぼ同じペースで発行しており，二人ともこれまで審査落ちを経験したことはありません。

これまでに発行したクレジットカードを数えてみたところ，元々持っていたものも含めて僕も妻も22枚ずつでした。内20枚ずつは，この17ヶ月間に発行したものです。クレジットカードにはそれぞれ特長があって面白いのですが，増え続けていくと管理が大変です。自分の生活パターンに合ったものを残し，それ以外は解約していくことにしました。

僕のメインカードはSPGアメックス！ANA VISAワイドゴールドと比較したメリットとは？

クレジットカードで決済すると，楽天カードなら楽天ポイント，ANAカードならANAマイルなど，カードによって様々なポイントが貯まります。

カード決済が分散してしまうと，決済で貯まるポイントも分散してしまいますよね。貯めた後の使い勝手なども考えると，メインカードを決めて集中して貯めていったほうが良いです。

僕がメインカードとして使っているのは，スターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカンエキスプレス・カード（SPGアメックス）です。

これまでは，ANA VISAワイドゴールドをメインカードとして利用していましたが，SPGアメックスに変更したんです。その理由を説明するために，まずは両カードの比較をしてみましょう。

理由1　大量マイルを貯めるうえで，カード決済は補助的な位置づけ

前述でご紹介した記事を読んでいただくとわかるのですが，大量マイルを貯めるうえでカード決済は補助的な位置づけなのです。

SPGアメックスとANA VISAワイドゴールドを比較した場合，たしかにマイル還元率はANA VISAワイドゴールド ＞ SPGアメックスです。メインカードで年間200万円決済した場合に，獲得できるマイルを比較してみましょう。

SPGアメックスではマイル還元率1.25%なので，25,000マイルになります。ANA VISAワイドゴールドでは最大1.648%なので，33,000マイルになります。この差の8,000マイルをどう捉えるかですが，僕は微々たる差だと考えています。

というのも，大量マイルの貯め方を知っていれば1年で1人あたり30万マイル貯められるわけですから。マイル還元率以外の部分に魅力あるカードを，メインカードにしたいと考えました。

理由2　SPGアメックスはポイント移行先の選択肢が多い！

ANA VISAワイドゴールドの場合，ポイントをマイルに交換する際はANAしか選べません。一方SPGアメックスの場合，ANA・JALを含む42社の航空会社マイルへと交換可能です。

さらにSPGアメックスは，世界最大のホテルグループであるマリオットインターナショナルと提携して発行するカードです。その強みを活かして，リッツ・カールトン，セントレジス，ウェスティンやシェラトンといった高級ホテルにポイントで無料宿泊することができるんです。

こういったポイント移行先の選択肢が多いのはANA VISAワイドゴールドにはないSPGアメックスの魅力の1つでしょう。

僕の場合，マイルは十分貯められているので，SPGアメックス決済分のポイントは専らホテル無料宿泊に利用しています。

理由3　SPGアメックスでマリオット・ボンヴォイのゴールドエリート会員へ！

SPGアメックスを保有しているだけで，マリオット・ボンヴォイのゴールドエリート会員になることができます。

ゴールドエリート会員になると，マリオットグループのホテル宿泊時にさまざまな特典が受けられます。中でも嬉しいのは，客室の無料アップグレード（空室状況によります）と14時までのレイトチェックアウトですね。

僕は，自分が貯めたマイルを使って国内旅行や海外旅行をしています。そのときに，良いホテルに泊まってゴールドエリート会員の特典を受けられるのは，旅が豊かになって良いなと思ったんです。

理由4　航空便遅延保険で飛行機のトラブル時も安心！

航空便遅延保険をご存知でしょうか。

①飛行機が遅延・欠航した場合の食事代やホテル宿泊料，②預け入れた荷物（スーツケース）の遅延または紛失の場合の衣類や生活必需品購入費用を補償してくれる保険です。

航空便遅延保険があるというだけで，トラブルのときの安心感は半端じゃないですよ。ただ，一部のクレジットカードにしか付帯していない保険なんです。

SPGアメックスには，海外旅行時の航空便遅延保険が自動付帯しています。しかも自動付帯なので，旅行代をSPGアメックスで決済していなくても補償の対象になるんですよ。

ちなみに国内旅行時の航空便遅延保険は，ANA VISAワイドゴールドに利用付帯されています。なので，国内旅行では航空券をANA VISAワイドゴールドで決済するとよいでしょう。

理由5　アメックスは旅行者に嬉しいサービスが充実！

ANA VISAワイドゴールドは，ANA FESTAや機内販売で10%OFFの特典があります。機内販売時はANAカードで決済しないと割引対象になりませんが，ANA FESTAではANAカードを提示するだけでいいので，別のカードで決済してもOKなんですよね。

アメックスは，国際ブランドの中でもラグジュアリーブランドに位置づけされます。SPGアメックスには，旅行者に嬉しいさまざまなサービスがあるんです。

特に嬉しい2つのサービスがあります。1つは，自宅⇔空港間でスーツケースを1個無料配送できること。行きも帰りも，手ぶらで空港／自宅へ移動することだってできます。

そしてもう1つが，海外旅行中の日本語アシスト（オーバーシーズ・アシスト）です。世界中のほとんどの国から，24時間通話料無料またはコレクトコールで連絡することができます。

レストランの予約をはじめ，医療機関のご紹介など緊急時の支援まで，困ったときに日本語で助けてくれるんです。言葉の壁がある海外旅行では，ありがたいサービスですよね。

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もし周りにいらっしゃらなければ，僕からご紹介させていただくことも可能です。当サイトは多数の紹介実績から，アメックスより特別に公式アンバサダーに認定されています。

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まとめ

ANAマイルを貯めている方の中には，メインカードをANA VISAワイドゴールドにするか迷っている方もいるでしょう。僕は，これまでメインカードだったANA VISAワイドゴールドからSPGアメックスに変更しました。

SPGアメックスには，豊富なポイント移行先，マリオットのゴールドエリート会員，航空便遅延保険，旅行者向けの充実したサービスなど多くのメリットがあり，メインカードにする価値は大きいと判断したからです。

この記事を読んで「もう少しSPGアメックスについて知りたい」と興味がわいてきた方は，ぜひ下記記事も読んでみてくださいね。

もちろん，ANA VISAワイドゴールドがダメなカードというわけではありません。十分メインカードとして使っていけますよ。